「自分にコーチをつけたいけど、どうやって選んだらいいか?」と、お悩みの方もいらっしゃると思います。
コーチを選ぶ時に、下記3つのポイントをコーチ候補の方に聞いて、選ぶことをお勧めします。
1.どんな教育機関で学んだコーチか?
コーチは国家資格ではありませんので、「私はコーチです」と名乗れば、誰でもコーチになれます。しかし、
お金を頂いてクライアントをコーチングをするには、基本的なコーチングスキルを学び、コーチングフローに従
ってコーチングを進める必要があります。
現在は多くのコーチングの本が出ていますので、独学でコーチングを学ぶことができますが、ある程度限
界があります。自分だけの誤った解釈でコーチングを「学んだつもり」になっている可能性があるからです。
またコーチングを教えてくれる教育機関も、様々あります。1日だけでコーチングを教えている所もあれば、
最短でも全部のスキルを学ぶのに1年半かかる所もあります。
コーチは国家資格ではありませんので、各協会や教育機関が認定資格という形で「コーチの資格」を出
しています。
「コーチの資格」と言っても各協会によって基準がそれぞれ違います。数日学んだだけで、コーチという「肩
書き」を認定している協会や教育機関があるようです。
コーチ候補の方に、どんな教育機関で学んだかを聞いて、ご自分でその教育機関が、どのような教育プ
ログラムを提供しているのか、確認することをお勧めします。
2.今もコーチングを学んでいるか?
車の運転免許を持っていても、長い間運転しないでいるとペーパードライバーになってしまいます。
コーチも常にコーチングを行い、学んでいなければ、コーチングの能力が落ちてきます。
コーチは、実際にコーチングを行なうことによって、新たに学ばされることが多くあります。
また、常に「学ぼう」という姿勢が無ければ、コーチ自身のレベルも上がっていきません。
コーチ候補の方に「今もコーチングを学んでいるか?」聞いてみて下さい。
3.自分にコーチをつけているか?
このことも、コーチを選ぶ上での重要なポイントになります。
コーチをつけていないコーチは、「自分の視点に凝り固まってしまう」からです。
人は、他人からアドバイスやフィードバックをもらわなければ、自分のやり方や、考え方が間違っていても気
がつきません。
スポーツ選手も自分のフォーム等をコーチに見てもらうことにより、自分の改善点に気がつき、修正すること
ができます。
コーチも同じです。コーチングを受けることにより、「自分の視点に凝り固まっていないか」確認できます。
また、自分がクライアントになることで、クライアントの視点も持った、コーチングすることができます。
是非、コーチ候補の方に「今コーチをつけていますか?」と聞いてみて下さい。
関連記事として、クライアント様からの声及び私のコーチングに対する思いもよろしければお読み下
さい。
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